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主宰VS看板女優【孤影と接吻】#2

「迷子の遊園地」主宰・藤田ヒロシの"ぼっち"企画として誕生した【孤影と接吻】は"VS藤田ヒロシ"企画として継続していきます。まずは迷子の遊園地 主宰VS看板女優!

 

これまでに三度上演された短編作品「ならば闇を、されど光を」 一人芝居として初演を演じた[さおり]と作家[藤田ヒロシ]がそれぞれにリメイクし異なる一人芝居として上演。オリジナルを知る人もまた知らぬ人も、新たに生まれる"愛に生きる者"の物語を是非目撃ください。(今回は劇団としても正式に「協力」として企画をバックアップ!)

 

「ロミオとジュリエット」って物語知っているだろ?嗚呼、そうさ。傷心と孤独ゆえの若い男女の純真を利用して争い続く街に平穏を取り戻した愚かな物語さ。愛は最も美しい。だから色でも形でも現わせない。もちろん言葉でもね。だからだろうね、安易にすがり付く……滑稽だろ?

 


 

一人芝居集【孤影と接吻】#2
2019.11.16 SAT

[マチネ]15:00 [ソアレ]19:00
浜松Pops倶楽部
前売2000円 当日2500円 (1ドリンク付)

※開場は30分前
※上演予定時間60分
※上演後アフタートークあり

 

出演 さおり×藤田ヒロシ

 

チケット予約
公演サイト https://maigo.link/koei/ 

 


"稽古パートナー"募集

【孤影と接吻】#2 (11月16日@浜松Pops倶楽部)に向けた藤田ヒロシの作品つくりに協力して頂ける方を募集します。上演は一人芝居ですが登場人物は複数いるので、台本の読み合わせ等々を一緒にやって頂きます。

 

【日時】10月27日(日)15:00-18:00

【場所】西部協働センター

【人数】若干名

【資格】1.演劇、ダンス、音楽などパフォーマンス経験のある方 2.迷子の遊園地のWS参加経験者 3.迷子の遊園地作品の観劇経験者 ※1-3にいづれかに該当 ※謝礼はお支払いできませんが、本番にご招待

【お問い合せ・応募】劇団サイト「お問い合せ」よりご連絡ください

【締切】10月21日

 


心配、期待、愛情、恐怖、そして自立

全く記憶にはないが0歳時に肺炎で入院をしている。兄、姉と経験して来ての三人目、出産・子育てに"慣れ"のあった親にとっては想定外の嬉しくないサプライズ。入院した病院がちょうど父の同窓生宅の近くで、母はお風呂を借りたり仮眠をさせてもらっていたと言う。その家にも僕と同じとしての子供がいる。母の心情は理解できたとしても、自分たちも子育て真っ最中、その中で僕をサポートする母をサポートしてくれていた。「念の為、大きな病院で診てもらって」と紹介状を書いてくれた医師といい、実に素敵な大人たちに恵まれ私の命は繋がった。ただ、その事への感謝を示す為の話ではない。

 

そんな人生のスタートを切った私は当然に「心配される存在」として育った。事実、小学生の事はよく高熱を出し、そうなると最低でも三日は寝込む。余りにも当たり前の様に「三日間は寝ないとね」と言われ続けたので、当時の私は誰もが熱を出したら三日寝るものだと思っていた。なので小学校に上がり風邪で休んだ翌日に登校して来る同窓生を見て「なんで寝てないの?」と思っていた。

 

「心配される存在」それが私のポジション。末っ子だと言う事も手伝い母に甘えるだけ甘えた。母もそれを受け止めてくれた。「男の子は外で元気遊ぶもの」と思っていた父はどう接していいか戸惑った。兄の様に泳ぎやキャッチボールを教えることが出来なかった。全く教えてもらわなかったわけではないが質は問われなかった。"やれる"という形だけでOKだった。私は決して「期待される存在」ではなかった。だから憧れた「期待」。出来もしない事を出来る様に振舞い、"背伸び"をし、気が付くと「出来ない」「わからない」と口に出来ない子になっていた。かと言って実際には「期待される子」「応えられる子」になっていたわけではないから、自分の無能さを痛感する度に口を閉ざしていた。

 

「劇団員の愛情に対して不感」と言われるが、多分ここに起源するのだと思う。主宰として期待され、出来る人と憧れられたり、尊敬されたり……それは憧れて来たもの。それを手に入れたくて"背伸び"を含め必死にアピールをする。しかし所詮は憧れだけでしかなく「期待」には接して来ていない。実感もなければ「応え方」もわからず口と閉ざす……。

 

「心配される存在」として"心配"が「代表的な愛情」として認識してしまった私には"期待"に愛情を感じる事が出来ないどころか、自分の無能さを露わにする"恐怖"と言ってもいい。トコトン甘えん坊なのである。それを隠す為の主宰としての”自身に満ち強権的な”立ち振舞い……。

 

そんな思春期の様な自己分析をこの歳になって再びやっていた。そのきっかけは劇団員たちである。やりたいと宣言する事に一心になれない彼女たちが「なぜそうあり、なぜそれでも憧れを口にするのか?」に向き合えば、当然に自分のそれにも向き合わざる得ない。彼女たちの存在が私に機会を与え、教えてくれた。そしてそれが"役割"であったかのように、私の元を去っていった。

 

その置き土産が【11月16日】だ。それに最大限の感謝を込めて応えるには……と、怖いくせしてつい"背伸び"をする性を少し恨みながら考えた。その結果が共通の台本を元にそれぞれに一人芝居を再構成するというさおりとの競演【孤影と接吻 #2】だ。

 

 

彼女は公私のパートナーであり、ほんわかとした空気の中に優しさと強さを内包する。私は「心配される存在」であり「期待される存在」でもある。出会った時の彼女は"素人"だったが、20数年を共にし、すっかり"舞台役者"になった。その点に置いては私を越えている。しかし、まだある伸び代の未自覚やその反動の様な行動力に、彼女は「心配する存在」であり「期待する存在」であり、唯一無二の存在である。

 

その彼女との競演は何をもたらすのか?今は何も見えない。いや、見ようとはしない。「期待」は"恐怖"。得意ではない。ただ精神的にも肉体的にも変化の時を迎えている二人が"当り前"となっていた創作プロセスを捨て「個」として向き合う事で、心配、期待、愛情、恐怖、唯一無二の存在……"当り前"あるのではないと再確認出来るだろう。そして、それは互いの「自立」を意味し、より深く向き合う事に繋がり、それこそが今後の『迷子の遊園地』に必要不可欠な"チケット"になるのだろう……と、結局「期待」している(笑)

 

なぜ【11月16日】が置き土産か?それはまた別の機会に。

 

一人芝居集【孤影と接吻】#2
2019.11.16 SAT

[マチネ]15:00 [ソアレ]19:00
浜松Pops倶楽部
前売2000円 当日2500円 (1ドリンク付)

 

詳細・チケット予約
公演サイト https://maigo.link/koei/ 


演劇ワークショップ、再開

主宰・藤田ヒロシが一人芝居集【孤影と接吻】を終え、そこで再確認した事、新たに発見した事を基に『演技、その嘘と真』を知るワークショップを展開していきます


「自由になる」をテーマに短編作品をつくる
設定だけが書かれた台本を基にそこから演者の発想で10分から20分程度の作品を作り上げることを目標としたワークショップ。さらに作品は「見せてこそ完成」という思いから"観客"を招いての発表も行います。

 

[日時]9月28日 10時〜20時
[会場]西部協働センター[地図
[参加資格]15歳以上
[参加費]2000円
[募集数]6名程度
[応募]劇団ウェブサイト「お問い合せ」より

 

スケジュール
10時〜趣旨説明、自己紹介、組分け
12時〜昼食
13時〜実践(作品作り)
18時〜発表*

*観劇者も募集します。詳細はお待ちください。


ジュリー・アン・スタンザックWS体験レポ‐さおり

8月。24(土)25(日)、ワークショップへ参加してきた。本来参加したかった公演を行うものへのワークショップ参加は叶わなかったが、同じ講師の二日だけの方へ。

 

ジュリー・アン・スタンザック。彼女の経歴を知って、私は飛びついた。
10年くらい前かな・・・。私は何気なくチャンネルを変えながら見ていたテレビでふと舞台の映像に目が止まった。
ピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー」という作品だった。
初めて目にする舞台。台詞はなく、同じ動きの繰り返し、踊りのようでそう軽快でもない動き・・・最初は何なんだろうこれは?と何をやっているのか分からなかったが、次第に目が離せなくなり見入っていた。しばらくして、私は気付いた。
「愛だ!これは愛を表現しているんだ!」その静かな暗がりで動く人達の身体をみていて愛を感じた。すぐさま名前をメモって忘れないように唱えた。「ピナ・バウシュのカフェミュラー」・・・・。
その事がずっと心にあってずっとずっと私を温めていた。

ジュリー・アン・スタンザック、彼女はピナ・バウシュが率いていたヴッパタール舞踊団に主要メンバーとして当時既に所属している。ピナ・バウシュを知る人、あの世界を知る人!これを見逃すなんてありえない!!

実際、ワークショップは素晴らしいものだった。


カテゴリとしては「ダンス」。私は一切ダンスというダンスをやってきた事がない演劇人、それはそれは場違いな空気の一人だったし、初日の待ち時間は心がプルプル震えてた。身体もがちがち。
でも、彼女を目の前にした途端、安心感と心地よい緊張感があった。新しい何かに触れられる、また何か新しく始められる。わくわくでしかなかった。
ツールは違えど、表現するということに違いや垣根はない。大切な事、必要なものは同じ。全てが尊く、崇高。無駄な物など何一つなかった。何一つ。何一つ!彼女の言動全て取り込むのに頭も身体もフル回転、、、出来てたか分からないけど、集中していた。皆。

 

彼女は二日間のワークショップを終えた最後の最後、一人一人とハグをしてお別れをしてくれた。
彼女と出会った事で、彼女の魅力だけでなく、表現への純真さ、崇高さ、尊さ、誠実さ、真実、愛、思考する事、表現をするということ。大切な物、必要な物、たっくさん教えられた。あの身体に秘められた踊ることへの情熱は永久不滅なのだろう。
私はこんなにも美しく、強く、洗練された人に出会った事がない。これまで、私の人生でいない!いない!この人こそ、私の憧れるべき人!遂に出会ったのだー!と私は気付いた。
目指すべきものを得た気がしている。

二日とはいえ、色々無理をしてしまったけど、行って良かった。行って良かった。

 

それに、こんな見知らぬ場所にも私を助けてくれる人がいたという感激が二日間の力になった。
ワークショップ参加者の女性の方。彼女は緊張でがちがちだった私を優しくサポートしてくれた。何故わざわざこのワークショップへ浜松から来たのか、何をやっているのか、今どんな気持ちなのか、全て聞いてくれて、その想いに心を寄せてくれた。そしてその想いをジュリーさんに伝える機会をつくってくれた。
(私の言葉をそばにいて英語に訳して伝えてくれました)

ジュリーさんに私の想いは伝わったようで、とても感激してくれた。優しく包み込むように抱きしめてくれた。本当に幸せな時間だった。


私はなんて運が良いのだろう。こんなにも助けてもらい、素晴らしい時間を過ごし・・・・。
サポートしてくれた彼女にはお礼をいくら言っても足りないくらい。まだ、足りない。またどこかで会いたい。本当にありがとうございました。

 

帰りの電車で私は全ての物が愛しく尊く感じ、風景全てが輝かしく、自分はすぐに消えてなくなってしまいたい気分だった。自分はもうどうでもいいと。
この世界の全てが美しい、そしてくだらない。
この世は美しいもので溢れている、なのに余分な物が多すぎる。
したい事が沢山ある、だけどどれも無意味な気がしてしょうがない。

全身指や足の裏まで筋肉痛になった。

全て愛しく尊い時間だった。私の宝物にする。

 

●スタジオのブログにレポート出てます。写真も掲載されてるので、是非読んでみてください。
http://a-tanz.com/architanz-workshop/2019/08/26201522

 

(9/2 facebookより)


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