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ダサい事はしたくない〜アフタートークやりました

【孤影と接吻】では初めて「アフタートーク」をやったが、上演した作品についてそれを観た者に対してあれこれ説明するのは好きではない。だからこちら発信なんてそんな「ダサい事」はしたくないと思ってはいた。

 

始めに「なぜ一人芝居を、運営も含めて"ぼっち"でやろうと思ったか?」を話した。告知から本番までの間に何人に聞かれた事でもある。このブログにも書いた事(孤独な演劇人の"生き恥"を、いま)をまずは話して、続いて書いていない理由を話した。ここまでは「用意していた」進行で、ここから観客に委ねる事にした。「質問ありませんか?」特別珍しくもないこの一言が場を激変させた。

 

質疑応答にならなかった。僕に対してでなく劇団員に対して言葉を求める者、その中で観た作品ではなく自身を語る者、その決意に叱咤激励を送る者、それに噛みつく者・・・次々と展開していく。「藤田ヒロシ一人芝居のアフタートーク」でありながら全くそこと関わりない話題で盛り上がる。それをステージ上から観ている僕。なんて素敵なじかんだろうと嬉しくなったと同時に申し訳ないとも思った。『お金を貰っている側がこんな楽しい思いさせてもらって」と・・・。

 

そんな事を思っていると自分が標的になる質問が飛んできた。僕や劇団の事をあまり知らない人にとっては観た作品を入口にしないと、会場で椅子に座っているだけで参加している事にはならない・・・という事を理解してる者もいる。本当に素敵な客席で、いよいよ僕は好きではない事に挑む事になる。

 

しかし、そんな僕の個人的事情は些細な事だ。盛り上がった場の空気と言うものがある。当然その中に僕もいる。場に引っ張られるように、飲み込まれるように、作品について言葉を紡いだ。大半が想定してない事だったが、そこは自身の作品、言葉は出て来るものである。質問される事で考える機会を得られる。人が何に疑問や興味を示すのかを知れる。やはりこれもまた質疑応答では納まらない。会話であり対話。上演後に多くの人が残り素敵な"ショー"を作ってくれた。

 

試してみるものである。至極楽しい時間だった。十数年前にギラギラとした時に戻った感覚さえ生まれた。間違いなく僕が一番楽しんでいた時間。僕の作品の観劇という体験だけが唯一の共通項。そこから生まれた笑顔、涙、怒り、喜び。やはり自ら語るのは「ダサい事」だ。


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