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脱・指示待ち 脱・消費者気質

JUGEMテーマ:演劇・舞台

 

6月14日から「オープン稽古」にて劇団活動を再開しました。この「オープン稽古」とは"講師・受講者という固定的な関係の中で行うのではなく、参加者それぞれが「試してみたい」事を持ち寄って実践していくオープンで主体的な稽古"。

 

なぜ、これを行おうと思ったのか?

 

これまで「ワークショップ」を数年間やってきた中で、また近年演出をしてきた中で、あまりにも「指示待ち」の者が多いという嘆きを解消したかったからです。私は「指示待ち」は絶対に駄目だとは思いません。与えられた指示を的確かつ瞬時に実行出来るのであれば「待ち」でもいいでしょう。でも、そんなものはまずいない。「簡単に出来ていしまう事」をいちいち指示はしないから。

それに、演者個人が、反芻、反復、トライ&エラーを経て現わしたものに興味があり、それこそが「アナタがその役を演じる理由」だと思うからです。私(演出)の指示で動くのであれば、アナタでなく誰でもいいとなります。「言う事をよく聞くいい子」「思い通りに動く人形」は要らないのです。もちろん「全く指示を無視していい」と言う事ではないのですが、その辺を書く始めると話が別方向に行くので……また別の機会に。

 

この「試してみたい」事を持ち寄って……となるといわゆる初心者・未経験者は参加しにくいと思います。その辺りはこれからの課題の一つと考えていますが、実はワークショップでは初心者・未経験者の方が能動的・主体的に動きます。ちょっと経験している"経験者"ほど「待ち」です。それは「演出(講師)の意図を汲む」という行為の誤解が要因の一つでしょうし、何かしらの「正解」を出さないといけないという変な見栄なのだと思います。ちょっと経験している"わかった風"な者ほどやっかいなのはどの世界でも同じなのだろうと思います。ただしこれは"通過儀礼"。ちょっと経験している時期を過ごさないと、経験値を重ねてトライ&エラーを実践する事は出来ません。

 

そんなわけで「もっともっともっと自分がやる事に自分で責任を持って動け!」ということで……演技ぽい事ではなく演技をするために……この企画を実施していく事にしました。

 

それはコロナ禍と無関係ではありません。突然やって来た理不尽的な困難に直面した時に、それまで大した事をしていたわけでもないのに「このままでは駄目だ!」「そんなの許せない!」「絶対に諦めない!」と急にスイッチが入る者がいます。そういうの嫌いなんです。人生を丸ごと芸事に賭けている者の言葉に同調して「自分もそれっぽくなった気でいる」のが嫌いなんです。「それなら本気でやれば?」と言う事なんです。

 

もちろん、皆が皆「人生を丸ごと賭ける」必要はないし、そうまでしなくてもやれる事はいっぱいあります。でも、そこには明確な区別があり、混同は愚かなのです。

 

……って、こんな事を書くと「オープン稽古」に参加しにくい……となるなら、それこそそれでOKなのです。全ては己の想い次第なのです。「敷居を低く、間口を広く」と入り易い環境を用意する事も大切な事ですが、全てがそれである必要はないのです。過剰サービスに慣れ、それを当然として、受け身な"消費者気質"では、観る価値ある演技など出来ないと思っています。


ただ誤解しないでください。「試してみたい」事を持ち寄って……です。反芻、反復、トライ&エラーを経て……です。失敗OK。すぐには出来なくてもいいんです。大事な事は"挑戦"です。それをすると決めた自分を信じることです。そいう意味で、初回は大成功でした!


【今後の開催予定】
6月28日(日)13時〜17時/西部協働センター
7月11日(土)13時〜17時/西部協働センター
7月25日(土)13時〜17時/曳馬協働センター

 

詳細・申込 https://maigo.link/workshop.html


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