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「おかしな朝」インタビュー#2

旗揚げ20周年記念公演 「おかしな朝」

 

出演インタビュー「北澤さおり」

 

― 劇団員がぐっと増えましたがそのことでの苦労や楽しさは?

会話をしたりといった際、自分の気持ちを全員に分散させるのが難しい!一人当たりの気持ちの濃度が薄まる気がして、ちょっとつらい。皆それぞれに同じ分の気持ちを届けたいのに。正にお客さま相手に自分をどう伝えるか?みたいな、これは何かの修行か?
でも、私以外の皆が、楽しそうにワイワイ話しているのを見ていると凄く幸せを感じる。そんな時、多いのも悪くないなって思う。

 

 

― 「20周年」という節目を迎えましたが、この時を迎えられると思っていましたか?

思ってなかった…。全く気にしてなかった。これまで何年やって来たとか、経過時間に浸ったりがなく…あっ!そうか!って言われて最近気付いた。

 

 

― 「おかしな朝」の台本を最初に読んだ時の感想は?

お?これは!20年経って、更に新しい・・・・・・

 

続きは公演特設サイトで!
http://maigo.link/okashina/
 
 
迷子の遊園地 旗揚げ20周年記念公演「おかしな朝」
 
時は流れた。迷子の遊園地旗揚げから20年。時代は変わった。破壊も革命も開放も時代遅れ。「私探しの冒険」などもう誰も求めてなどいない。ならば演劇は一体何を語るべきなのだろう?
 
[浜松公演]
2017.10.28(sat)-29(sun) 木下惠介記念館
[静岡公演]
2017.11.25(sat)-26(sun) あそviva!劇場

迷子の遊園地オフィシャルサイト

「おかしな朝」インタビュー#1

JUGEMテーマ:演劇・舞台

旗揚げ20周年記念公演 「おかしな朝」

 

作・演出 インタビュー「藤田ヒロシ」

 

― 旗揚げから20年、長かったと感じますか?短かったと感じますか?
長い。もっと・・・例えば10年前に今の心境やスキルに辿り着いていたら、現時点がもっと違うところにあったわけで・・・そういう意味で長かった。でも「無駄なもの」は何一つなかったはずで、全ての出逢い、共感、衝突、不和、別れが今に導いてくれた。そう考えるとこの「20年」がなければ今の心境やスキルもないのかも。
「20年」・・・それはやっぱり「20年」という時間的区切り以上の意味はなく、長いとか短いとか・・・そう評価するものじゃないね。 ただ一番若い劇団員が「旗揚げ時には生まれていなかった」という事実には驚くしかないけどね。

 

 

― この20年で脚本・演出に対しての考え方や感じ方に変化はありましたか?
元々は「作家>演出」な自己評価だったけど最近は逆なのかな?と思う事も。どちらに関してもそれなりに変化はあって「わかりやすさ」とは違うけど、シンプルになっているとは思う。ストレートって言った方がいいのかな?
昔は自分で消化して再構築出来ていない事を、それを見透かされないように上げ底して、デコレーションして「難解」を気取って「賢く」見せようとして、結果「空っぽ」を露呈していた。だけど今はそんな”自慰行為”には冷めちゃった。真の気持ちいい!はそこにはないから(笑)

 

 

― 20周年記念公演となっていますが、脚本の中で意識した部分はありますか?

より見ごたえのある競演が観られるように・・・・・・

 

続きは公演特設サイトで!

http://maigo.link/okashina/

 

 

迷子の遊園地 旗揚げ20周年記念公演「おかしな朝」

 

時は流れた。迷子の遊園地旗揚げから20年。時代は変わった。破壊も革命も開放も時代遅れ。「私探しの冒険」などもう誰も求めてなどいない。ならば演劇は一体何を語るべきなのだろう?

 

[浜松公演]
2017.10.28(sat)-29(sun) 木下惠介記念館

[静岡公演]
2017.11.25(sat)-26(sun) あそviva!劇場

 

迷子の遊園地オフィシャルサイト

旗揚げ20周年記念公演 「おかしな朝」

時は流れた。迷子の遊園地旗揚げから20年。時代は変わった。破壊も革命も開放も時代遅れ。「私探しの冒険」などもう誰も求めてなどいない。ならば演劇は一体何を語るべきなのだろう?

 

迷子の遊園地 旗揚げ20周年記念公演
「おかしな朝」
作・演出:藤田ヒロシ

 


 

[浜松公演]木下惠介記念館/アートホール
2017.10.28(sat)19:00 29(sun)13:00/17:00

出演:北澤さおり 藤田ヒロシ 辻ゆう子 日浦カズトシ 水野史奈子 東桜子 石川隼ノ介
音響:土谷侑子 照明:酒井麻衣 杉谷靖一郎 制作:れい子 演出補佐:森園みらい 宮本あゆみ

 

[静岡公演]あそviva!劇場
2017.11.25(sat)20:00 26(sun)13:00/17:00

出演:北澤さおり 藤田ヒロシ 宮本あゆみ 日浦カズトシ 水野史奈子 東桜子 杉谷靖一郎
音響:れい子 照明:酒井麻衣 辻ゆう子 制作:れい子 演出補佐:森園みらい 石川隼ノ介

 

 

[共通事項]
料金:前売…一般2000円/学生1000円 当日…一般2500円/学生1500円 アンケート割…1500円(前売のみ)
※学生…中学生以上/受付にて学生証提示 ※小学生以下の入場不可
※アンケート割…対象:2017年の公演(イケナイヨル‐原罪、回転木馬の残光)の観劇アンケートに氏名、連絡先明記でお答え頂いた方

 

 

旗揚げ20周年企画 【同い年無料招待】各公演先着2名
迷子の遊園地と同い年…つまり1997年生まれの方を無料ご招待!
※劇団予約フォームより申込 ※受付にて生年月日を確認出来る身分証提示

 

チケット:オフィシャルサイト http://maigo.link/ (9/2より)
 

※各会場に駐車場はありません お車の場合は最寄りの有料駐車場をご利用ください

 


優しい父と母。美味しい食事。眠るベッドは毎日シーツが取り替えられ、柔らかく私を包む。棚に収まらない多くの本が先生。枕元に収まらない多くの人形がお友達。此処には私を傷つけるモノは何もない。


その日、本が語りかけてきた。「鏡は嫌いですか?」
その日、人形が語りかけてきた。「お外には行かないの?」


昨日とも変わらない、穏やかな朝を繰り返すメメに訪れた”おかしな朝”それは夢か幻か、それともそれこそが現実なのか―この世界は美しく、優しく、心地よく……そればかりではない。だからこそ美しく、優しく、心地よい。

迷子の遊園地オフィシャルサイト

20年経ってようやく・・・

この8月10日で劇団旗揚げから20年が経ちました。ちょっと驚きです。元々「諦めきれていない演劇とキッチリ決別する事」を目的に劇団を作ったので、まさか此処まで続くとは・・・しかし、良く考えてみるとそんな理由、それを知らずに入ってき者に失礼だったと思う(反省)

 

旗揚げの理由がそんななので活動自体にムラがあって、全く活動しない期間がしばしば。2003年には一度解散しているし、20周年といっても「20年間演劇を作ってきた」とは違う。それでも今年3月の「イケナイヨル-原罪」は「Act21」。朗読劇シリーズの4本と7月の短編集を入れると26本。つまり年一回以上ペースで作品を作ってきた事になる。それも全てオリジナル。これだけやっても、結局のところ僕は演劇を辞めていない。「目的果たせず」のままだ。

 

いや多分、一度解散した時に当初の目的は達成されたのだろう。そして、別のモチベーションの下で劇団を維持している。

 

では、それは一体・・・?

 

実のところ自分にもよくわかっていなかった。劇団を持った以上、作品を作らないと・・・そんな何とも乾いた理由で作ってきた時期もある気がする。その風向きが変わったのが2011年の震災だと思う。多くの人がその震災を直接間接問わず体験したことにより人生観に変化が生まれたように僕にも変化が生まれた。「生きる」と言う事に真摯に向き合おうと思ったのだ。

 

そんな中で「わっと騒いで、すっと忘れてゆく」だったり「強者が弱者を虐げる」だったり「権者になびく風潮」だったり・・・どうにもこうにも心の中だけで整理し消化し収める事が出来ない多くの事柄を目の当たりにしてきたわけで、それは当然に演劇創作に関しても変化もたらせた。

 

「迷子の遊園地」

 

一度は捨てたその名前を再び名乗る事にしたのは、自身が未だに迷子であることに気がついた・・・いや、再び迷子になってしまったと自覚したからかもしれない。そして、複雑化し、多様化し、それでいて”空気を読め!”という空気を充満させる社会の中で迷子になっている者たちの居場所となり、ほんの少しの支えとなる作品を生み出せれば・・・そんなことを思ったのかもしれない。またはただのノスタルジーか、得意の気まぐれか(笑)

 

ま、理由なんてどうでもいい。問題は「これからどう演劇と向き合うか」だ。それに関しては明確になりつつある。今、この20年で最も演劇と劇団活動に対してのモチベーションが高い。書けば書くほど、作れば作るほど、その想いは強くなる。正直、何処かで納まるモノと思っていたが、そうではないらしい。

 

此処に来てようやく「演劇=生きる事そのもの」という演劇と自身の関係に気がついた・・・というか素直になれたと言うべきだろう。命を賭して立ち向かうモノであり、「辞める=死」を意味することになる。(思えば一度解散したあの頃は死にたいと思うほど苦しい日々でもあった)

 

この20年で多くの事が変わり、多くの事が変わらないまま。進んだモノもあれば、後退したモノもある。失ったモノ、手に入れたモノ・・・それでOKな事もあれば、それではマズい事もある。

 

マズいのであれば、何とかしなければ!結果として何ともならなかったとしても、簡単なことではないとしても、そのまま放置はどうにもこうにも自身が許せない。そうなのだ!虐げられたり、抑圧されたり、愛情を向けられなかったり、自己を認められなかったり、心を病んだり・・・自分がどうにかそれらを越えていま生きているから「それでよし!」とはならない。済んだ過去にはならない。目の前に、手の触れるところに「ただいま真っ最中」の者たちがいて、声にならない声を発している。その声を聞く。そして、その声へどう応えるのか考えを巡らす。僕にとってそれが「生きる事そのもの」放置はあり得ない。

 

[人の為と書いて「偽」]

 

僕はこの言葉が好きだ。僕は僕が生きる為に演劇を求め、「声にならない声」に向き合い、日々痛みを感じながら今もこうして足掻き続けている。「誰かの為」ではない「お前の為」でもない。だからそう容易く諦めたりはしない。僕が僕である為に、迷子であり続け、迷子たちと真正面から向き合っていく。これからもずっと。それを止められるのは「天からの迎え」だけだ。

 

 

迷子の遊園地オフィシャルサイト

”子供たち”へ

劇団を20年やってきたんで、それなりにいい歳になりました。それなので娘や息子でもおかしくない年齢の劇団員が増えて来ています。彼らに対し総じて感じる事は……。

 

「お行儀いいなぁ」

 

これ、僕的には褒め言葉ではありません。ハタチ前後をこの20年定点観察しているようなものだけど(最初の5年は自分と年が近すぎるけど)、年々「勢い余ってやらかしちゃう」みたいな奴が減っている。ここ数年は特に顕著で、皆「待っている」状態。稽古場にいれば「何か貰えて」「何かになれる」って感じで、そこにいるだけというか……。

 

「迷惑かけないなんて無理だから、トコトン掛けろ!」

 

これ、ここ数年の常套句なんです。どうも「迷惑をかけてはいけません」って刷り込みが半端ないみたいで…あと「泣いてはいけない」も。まずはそれを打破しないと始まるものも始まらない。

 

稽古場で人一倍感情曝け出し、馬鹿もやって、怒鳴って、笑って……時に直接、時に電話、時にLINEで、長話をして……ようやく僕と彼らの間にある「ズレ」が何で、何処から生まれるモノなのかが見えてきた。見えてきた以上、投げ出すわけにはいかない。

 

「お行儀いいなぁ」

 

それだけだった彼らが、泣いて、笑って、深夜にLINEしてきたり、抵抗、反抗してきたり……徐々にではあるけど”定型文”ではない声と表情を見せてくれる。確実に個性が出始めてきた。そして、気がついた。僕は「教える事」が好きらしい。変化していく彼らを見るのがたまらなく楽しいし、嬉しい。

 

もちろん単純に楽しい!だけではない。当然に楽ではない。でも、いや、だから楽しい。そう、僕は僕の楽しさがそこにあるから彼らと向き合っている。金儲けでも、誰かからの命令でもない。だから「迷惑かけないなんて無理だから、トコトン掛けろ!」でいい。遠慮などいならい。


「お前、メンドクセー」

 

これ、褒め言葉。もっともっと個性を曝け出して、ぶつかって来て、早くそう言わせてほしい。

迷子の遊園地オフィシャルサイト

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公演情報

旗揚げ20周年記念公演
[浜松公演]2017.10.28(sat)-29(sun) 木下惠介記念館
[静岡公演]2017.11.25(sat)-26(sun) あそviva!劇場

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